シムラこんにちは!スマホアドバイザーのシムラです
月々のスマホ代を少しでも安くしたいと考えたとき、選択肢として必ず挙がるのが楽天モバイルですよね。
でも、いざ乗り換えようと思って検索してみると、「楽天モバイル ひどい」や「電波が悪い」、「繋がらない」といったネガティブな言葉がたくさん目に入ってきて、不安になってしまった方も多いのではないでしょうか。
毎日の生活に欠かせないスマホだからこそ、地下で圏外になったり、通信速度が遅かったりして後悔するのは避けたいものです。
- ネット上の悪評が実際の通信品質とどう関係しているのか
- 地下や屋内など電波が届きにくい場所での具体的なリスク
- プラチナバンド導入の現状と今後のエリア改善の見通し
- 自分にとって楽天モバイルは契約しても大丈夫な回線か
\ 忙しい人のために結論から! /
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楽天モバイルがひどいと言われる理由と通信品質の現実


「データ無制限でこの価格」という驚異的なコストパフォーマンスを誇る楽天モバイルですが、ユーザーからの評価は真っ二つに分かれることが多いですね。なぜこれほどまでに「ひどい」と言われてしまうのか、その根本的な原因は、期待されるサービスレベルと実際の接続性との間に生じているギャップにあります。ここでは、感情的な口コミの裏にある技術的な事実と、実際に利用した際に直面しがちなトラブルについて掘り下げていきます。
ネットでゴミ回線と揶揄される通信品質の真実
SNSや掲示板などで、楽天モバイルが「ゴミ回線」などと過激な言葉で揶揄されることがありますが、これには技術的な背景があります。まず、通信速度の面で言うと、楽天モバイルは決して「常に遅い」わけではありません。むしろ、データを送信する「アップロード速度」に関しては、国内の大手キャリアの中でもトップクラスの性能を誇っているというデータもあります。これは、動画配信やクラウドへのデータ保存を頻繁に行う人にとっては大きなメリットです。
しかし、一般的なユーザーが重視するのはWebサイトを見たり動画を再生したりする「ダウンロード速度」ですよね。この点において、楽天モバイルは場所や時間帯によるバラつきが非常に大きいのが現状です。
特に、通信の安定性を示す「一貫した品質(Consistent Quality)」という指標では、競合他社に遅れをとっています。「さっきまで速かったのに急に遅くなった」「アンテナは立っているのに通信できない(パケ詰まり)」といった現象が起きやすいため、これが「品質が悪い」という印象に直結しているのです。



無制限プランだからといって、光回線のような完全な安定感を期待すると、そのギャップにストレスを感じてしまうかもしれません…
地下での決済不可などダメなところとアプリの不具合


ユーザーにとって「ひどい」と感じる瞬間として最も切実なのが、日常生活の重要なシーンでスマホが使えないことでしょう。特に多くの不満が集まっているのが、地下にある飲食店やスーパー、デパ地下などでの利用です。
今の時代、支払いはPayPayや楽天ペイなどのスマホ決済で済ませる人が増えていますよね。しかし、レジに並んでいざ支払おうとした瞬間に圏外になったり、通信が極端に遅くなってアプリの決済画面が表示されなかったりするトラブルが後を絶ちません。後ろに人が並んでいる状況で決済ができない焦りと恥ずかしさは、強烈なストレス体験として記憶に残ります。



これが「楽天モバイルはダメだ」という評価を決定づける大きな要因になっています
また、通話料無料を実現するための専用アプリ「Rakuten Link」に関しても、通話品質がデータ通信の状況に依存するため、音声が途切れたり遅延したりすることがあります。さらに、iPhoneユーザーの場合は着信履歴からの折り返しで意図せず有料通話になってしまうといった仕様上の使いにくさもあり、これらが積み重なって顧客体験を損ねてしまっているのです。
電波状況が最悪なエリアとプラチナバンドの遅れ


楽天モバイルが「繋がりにくい」と言われる最大の理由は、割り当てられている周波数帯の物理的な特性にあります。楽天モバイルが主力としている1.7GHz帯の電波は、直進性が強く、障害物に弱いという特徴を持っています。そのため、屋外では快適に使えても、コンクリートの建物の中や、ビルの影、地下などには電波が届きにくいのです。
この問題を解決する切り札として期待されているのが、障害物を回り込んで届きやすい「プラチナバンド(700MHz帯)」です。2024年からついに楽天モバイルでもプラチナバンドの商用サービスが始まりました。
しかし、現時点ではまだ基地局の数が圧倒的に少なく、恩恵を受けられているユーザーはごく一部に限られています。「プラチナバンドが始まればすべて解決する」と期待していたユーザーにとっては、なかなか改善されない現状が「最悪」と感じられる要因の一つになっているわけです。エリアマップ上ではエリア内となっていても、ピンポイントで電波の穴(カバレッジホール)が存在することを理解しておく必要があります。
緊急時に圏外のリスクが危ないという不安の声
スマホは単なる便利グッズではなく、緊急時のライフラインでもあります。「危ない」という検索ワードが出てくる背景には、いざという時に電話が繋がらないのではないかという根源的な不安があります。
例えば、山間部や建物の奥深くで事故や急病に遭遇した際、110番や119番への通報がスムーズにできるかどうかは死活問題です。楽天モバイルは、自社回線が繋がらないエリアではau(KDDI)の回線を借りる「パートナー回線」でカバーしていますが、回線の切り替わりのタイミングで一時的に通信が不安定になることもあります。
また、大規模な通信障害が起きた際のリスク分散という意味でも、楽天モバイル1本に絞ることに不安を感じるユーザーは少なくありません。もちろん、これはどのキャリアにも言えることですが、発展途上のネットワークである楽天モバイルの場合、その不安がより強く意識されがちです。ただ、最近ではデュアルSIM(1台のスマホで2つの回線を使う)等の対策も普及してきているので、リスクを管理する方法はあります。
地下や高層階メインの人は契約をやめたほうがいい


ここまでの話を総合すると、楽天モバイルをメイン回線として使うのをおすすめできない人の特徴がはっきりしてきます。それは、生活圏が「電波の入りにくい場所」と重なっている人です。
具体的には、地下鉄での移動がメインで、駅間のトンネル内でも動画を見たり仕事をしたりしたい人、あるいはデパ地下や地下の飲食店で働く人などは、ストレスを感じる場面が多いでしょう。また、高層マンションの中層階から高層階に住んでいる場合も注意が必要です。高い場所は逆に様々な電波が入り乱れて干渉したり、地上の基地局からの電波が届きにくかったりすることがあり、意外と「窓際に行かないと繋がらない」というケースがあります。
仕事の大事な電話を絶対に逃したくないビジネスパーソンや、常に安定した通信環境を求める人は、現時点では楽天モバイル一本にするのは「やめたほうがいい」とアドバイスせざるを得ません。



ご自身の生活スタイルと、楽天モバイルの得意・不得意を冷静に照らし合わせることが大切ですよ
楽天モバイルはひどい?将来性と契約の判断基準


ネガティブな側面ばかりを見てきましたが、それでも楽天モバイルの契約者数は増え続けています。それはなぜかと言えば、やはり「月額3,278円でデータ無制限」という圧倒的な経済合理性があるからです。ここでは、悪い評判を理解した上で、それでも契約する価値があるのか、将来性や最新の口コミをもとに判断基準を整理していきましょう。
SNS等での楽天モバイルの口コミ最新情報の分析
SNS上の最新の口コミを分析してみると、評価は「最高」と「最悪」の両極端に分かれていることがわかります。
口コミを見る際は、自分の利用環境に近い人の意見を参考にすることが重要です。
契約後に後悔しないためのエリア確認と注意点


「契約して失敗した!」と後悔しないためには、事前のエリア確認が何よりも重要です。公式サイトのエリアマップを確認するのは基本中の基本ですが、それだけでは不十分な場合もあります。マップ上では色が塗られていても、実際には建物の陰などで電波が弱いことがあるからです。
最も確実なのは、友人や家族ですでに楽天モバイルを使っている人がいれば、自分の家や職場で電波が入るか確認させてもらうことです。
もし周りにいない場合は、サブ回線として新規で契約し、自分の生活圏で実際に試してみるという方法もあります。楽天モバイルは初期費用や解約金がかからないため、一種の「お試し」感覚で始めることができるのも大きなメリットです。
また、契約する際にはキャンペーンを賢く利用することで、実質的なコストをさらに下げることができます。特にポイント還元は大きいので、損をしないようにチェックしておきましょう。
プラチナバンド整備で品質は今後どうなるのか
多くのユーザーが気になっているのが、「これから品質は良くなるのか?」という点でしょう。結論から言えば、プラチナバンドの整備によって「繋がりやすさ」は確実に改善していくはずです。特に、これまで電波が届かなかった屋内やビルの影といった「カバレッジの穴」が少しずつ埋まっていくことが期待されます。
ただし、過度な期待は禁物です。楽天モバイルに割り当てられたプラチナバンドの帯域幅は、他社に比べて非常に狭い(3MHz幅)ものです。これは、一度に運べるデータ量が少ないことを意味します。
つまり、プラチナバンドで「繋がる」ようにはなっても、そこで「爆速で動画が見られる」とは限らないのです。あくまで、「圏外にならずにLINEやメールができる」「決済ができる」という最低限の接続性を確保するための命綱として機能すると考えたほうがよいでしょう。



劇的な速度向上ではなく、どこでも切れない安心感が今後どうなるかが焦点ですね
赤字続きで会社が潰れるという噂の真相


インターネット上では、「楽天モバイルは赤字がひどくて潰れるんじゃないか?」という噂を耳にすることがあります。確かに、基地局整備への巨額投資により、楽天グループ全体が大きな赤字を計上していた時期がありました。
しかし、現時点ですぐにサービスが終了したり、会社が潰れたりする可能性は低いと考えられます。契約者数は着実に増加しており、単価(ARPU)も上昇傾向にあるため、赤字幅は縮小に向かっています。携帯電話事業は一度インフラを作ってしまえば、その後は安定した収益が見込めるストックビジネスです。
楽天グループとしても、楽天市場や楽天カードなどとのシナジー(相乗効果)を生むための重要な基盤として位置づけているため、簡単に撤退することは考えにくいでしょう。
経営改善が進み2025年には黒字になる?
では、いつ頃経営が安定するのでしょうか。市場の予測や会社の発表を見ていると、2025年頃が一つのターニングポイントになりそうです。契約者数が損益分岐点を超え、単月での黒字化を達成できれば、基地局整備への投資もより積極的に行えるようになります。
黒字化が見えてくれば、サービスの継続性に対する不安も解消され、法人契約などの大口顧客も増えていくでしょう。私たちユーザーにとっても、経営が安定することは、ネットワーク品質の向上や新しいサービスの提供に繋がるポジティブな要素です。



2025年は、楽天モバイルが「安かろう悪かろう」から脱却できるかどうかの正念場と言えるかもしれません
結論:楽天モバイルはひどいという評判は本当か


結局のところ、「楽天モバイル ひどい」という評判は本当なのでしょうか。
私の結論としては、「物理的な繋がりやすさに関しては、他社に劣る部分があるのは事実。しかし、そのデメリットを上回るコストメリットを感じられる人にとっては最強の選択肢」となります。
確かに、地下や入り組んだ建物内での接続性には課題が残っており、そこを重視する人にとっては「ひどい」と感じられるでしょう。しかし、生活圏が電波の良いエリアにあり、毎月の通信費を抑えながらデータ通信を使い倒したい人にとっては、これほど魅力的なサービスは他にありません。
大切なのは、ネット上の「ひどい」という言葉を鵜呑みにせず、自分のライフスタイルに合っているかどうかを冷静に見極めることです。もし迷っているなら、まずはサブ回線として試してみてはいかがでしょうか。



案外、あなたの環境では「問題なく使えて、安くて最高!」という結果になるかもしれませんよ







