携帯ブラックでも格安SIMに契約できる！審査なし・甘いキャリア5選

格安SIMにがんばって申し込んだのに審査落ちすると謎のダメージがあります。

でもあきらめないでください。いくつかの格安SIMで契約できなかったとしても、すべてのキャリアが使えないわけではありません。

この記事で紹介している格安SIMや対策方法を試すなら自信を取り戻せますよ！

格安SIMの審査とは？契約できない3つの理由

格安SIMの審査に通らないことを、一般的に『ブラック』と言ったりします。

実はブラックには以下の3種類あるのをご存知でしょうか？

自分がどのブラックなのか知ることが格安SIMの審査をクリアするコツです。

金融ブラック

金融ブラックはいわゆる「信用情報のブラックリスト」です。

クレジットの信用情報履歴は以下の機関が記録し、管理しています。

機関名	主なジャンル
KSC	銀行系(住宅ローン、銀行カードローン)
JICC	消費者金融、クレジットカード、信販系
CIC	クレジットカード、信販系、消費者金融など

クレジットカードやキャッシングの返済が遅れたり、完済できずに自己破産を行ったりすると、履歴に「ブラック」と呼ばれる傷がつきます。

完済日から5年以上経たないと金融ブラックの履歴は消えません。

それぞれの機関で保管されている信用情報はCRIN（Credit Information Network）で共有されているので、「別のクレカなら審査に通るかも！」というチャレンジはムダです。

携帯ブラック

携帯ブラックはスマホの料金を滞納して強制解約された人としてブラックリスト入りしている状態です。

以下の機関がブラックリストを管理しています。

• TCA（電気通信事業者協会）
• TELESA（テレコムサービス協会）

各協会に加盟している通信事業者間で情報が共有されています。

機種代と一緒に月額料金を滞納し続けた人は「金融ブラック＋携帯ブラック」になっている可能性大です。

社内ブラック

社内ブラックはいわゆる『携帯乞食』のように短期解約を繰り返す人としてマークされている状態です。

たとえば以下の状況が考えられます。

• スマホセットで購入しSIMだけ即解約した
• auでスマホセットを購入しUQ/povoにすぐ番号移行した
• ポイント特典やキャッシュバック目的で加入し即解約した

auで社内ブラックになると、高確率で関連ブランドのUQモバイルやpovoでもブラックリスト入りするのでご注意ください。

ただし社内ブラックは他社に共有されません。

携帯ブラックでも契約できる！審査なし・甘い格安SIM5選

審査なし、または審査が甘い格安SIMの契約しやすさを比較してみました。

格安SIM	審査	説明
IIJmio		不払い者情報交換に参加していないので、携帯ブラックでもクレカさえあれば審査に通る可能性大。過去にIIJmioのMNP特価で端末を購入し、即解約していた場合は社内ブラックになっているかもしれません。
イオンモバイル		IIJmioが提供しているので条件は同じ。携帯ブラックでもクレカさえあれば審査に通る可能性が高いです。
リンクスメイト		銀行振込やコンビニ決済で購入できるLP（リンクスポイント）を月額料金や端末代の支払いに利用可能。しかも不払い者情報管理機関に加盟していないため、金融ブラックかつ携帯ブラックでも断られることはないでしょう。
サンシスコン		審査なしで契約できます。最低6カ月の利用を前提としたレンタルで、期間内に解約すると違約金が発生するのがデメリット。6カ月以上継続利用すればレンタルではなくなり、解約は自由でレンタルしているスマホも自分のものになります。
誰でもスマホ		こちらも審査なしで契約可能。最低利用期間や解約違約金は定められていません。携帯ブラックが解消されれば番号そのままで他社に転出できます。

金融ブラックや携帯ブラックの場合、どの格安SIMでもセット端末の分割購入は難しいでしょう。

IIJmio

料金プラン	2GB 850円 5GB 990円 10GB 1,500円 15GB 1,800円 20GB 2,000円
初期費用	事務手数料：3,300円 SIMカード発行手数料：ドコモ回線 433円 / au回線 446円 SIMプロファイル発行手数料(eSIM)：ドコモ回線 433円 / au回線 220円
審査期間	当日〜翌日
支払い方法	クレカ
公式サイト	https://www.iijmio.jp/

IIJmioの審査がゆるいと言われています。

携帯ブラックに関する信用情報機関に加盟していながら、実際には情報交換していないからです。

IIJmioはワイモバイルなど大手キャリアのサブブランを除き最も利用者が多い格安SIM（MVNO）です。

昼の時間帯やイベント会場のように利用者が集中する時間帯には速度が低下します。

実は次に紹介するイオンモバイルの回線はIIJmioから提供されたもの。品質は変わらないので、どちらかで迷うなら価格が安いIIJmioをおすすめします。

イオンモバイル

料金プラン	0.5GB 803円 1GB 858円 3GB 1,078円 5GB 1,298円 10GB 1,848円 20GB 1,958円 ※他にも多数プランあり
初期費用	事務手数料：3,300円（SIMカード代金含む）
審査期間	当日〜翌日
支払い方法	クレカ
公式サイト	https://aeonmobile.jp/

イオンモバイルも審査が甘い格安SIMです。

IIJmioと同じで信用情報の交換をしていないので、クレカさえあれば携帯ブラックでも契約できます。

IIJmioとの違いは全国のイオン店舗でサポートを受けられることです。

価格より安心感を重視するならイオンモバイルをおすすめします。

リンクスメイト

料金プラン	1GB 737円 4GB 1,078円 9GB 1,705円 10GB 1,870円 18GB 2,750円 ※他にも多数プランあり
初期費用	事務手数料：3,300円 SIMカード発行手数料：0円 eSIM新規発行手数料：550円 送料：1,100円（沖縄含む離島は2,200円・eSIMは無料）
審査期間	当日〜翌日
支払い方法	クレカ・LP（銀行決済・コンビニ払い可）
公式サイト	https://linksmate.jp/

リンクスメイトはほぼ審査なしと考えていい格安SIMです。

携帯ブラックの信用情報機関にも加盟していませんし、支払いにクレカが必須でもありません。

あまり聞き慣れない格安SIMかもしれませんが、Cygamesの子会社であるLogicLinksが運営しています。

LP（リンクスポイント）の残高不足にだけ注意する必要がありますが、クレカなしで契約できるのはIIJmioやイオンモバイルにはないメリットです。

このあと紹介する2社は月額が跳ね上がるので、クレカがない方はリンクスメイトをまずは試してみてください。

サンシスコン

料金プラン	1GB 3,278円* 3GB 3,938円* 10GB 6,248円* 20GB 9,548円* ※無制限かけ放題含む
初期費用	事務手数料：550円
審査期間	当日〜翌日
支払い方法	口座振替・銀行振込・コンビニ払い
公式サイト	https://sunsyscon.com/

サンシスコンは審査なしで契約できるレンタル携帯です。

ブラックで審査に通らないユーザーを8年間で15,000人も支援してきました。

サンシスコンは6カ月以内に解約すると違約金が発生するのがデメリット。ブラックが解除になるまでの『つなぎ』で契約したい方は、解約自由な誰でもスマホがおすすめです。

だれでもモバイル

料金プラン	1GB 3,278円 3GB 3,938円 10GB 6,248円 20GB 9,548円 ※無制限かけ放題含む
初期費用	事務手数料：1円
審査期間	当日〜翌日
支払い方法	口座振替・銀行振込・コンビニ払い
公式サイト	https://www.a-sas.ne.jp/

誰でもスマホは審査なしで契約できる数少ない格安SIMです。

ブラックで審査に通らないユーザーを10年間で20,000人も支援してきた実績があります。

月額基本料こそ安くはないですが、各種オプションや追加データ容量の価格はかなり良心的です。

どのキャリアでも審査が通らないかもしれない…という不安は誰でもスマホが解消してくれます。

携帯ブラックでも格安SIMの審査を通す3つの対策方法

審査に通る確率を少しでも上げるための対策方法がこちらです。

本人確認書類の不備をなくす

スマホの契約ができない原因で意外に多いのが本人確認書類の不備です。

実は審査とは関係のないところで引っかかってる、なんてこともあり得ます。

• 本人確認書類に補助書類は必要ないか？
• 住所変更がきちんと記載されているか？
• 書類と入力した内容に相違はないか？

こんな点に注意しながら確実に申し込み手続きを進めてください。

SIMのみ契約するか端末を分割購入しない

金融ブラックや携帯ブラックの方は端末の分割購入をあきらめましょう。

支払いを滞納してしまった履歴は少なくとも5年は保持されます。

支払いを滞納したことがない方でも、クレカを初めて持った場合は10万円以上の機種を分割購入できなかったりします。

大手キャリアの関連ブランドはあきらめる

大手キャリアで審査が通らなかった方は関連ブランドの契約も困難です。

大手キャリア	関連ブランド
ドコモ	ahamo / irumo
au	UQモバイル / povo
ソフトバンク	ワイモバイル / LINEMO

過去の支払い状況が共有されているのはもちろんですが、即解約を繰り返しているような人も「社内ブラック」としてマークされています。

携帯ブラックでも契約できる格安SIMでよくある質問

携帯ブラックでも格安SIMをあきらめないでください！

この記事は「携帯ブラックでも格安SIMに契約できる！審査なし・甘いキャリア5選」というテーマで書いてきました。

審査なしで契約しやすい格安SIMをもう一度まとめておきます。

格安SIM	審査	説明
IIJmio		不払い者情報交換に参加していないので、携帯ブラックでもクレカさえあれば審査に通る可能性大。過去にIIJmioのMNP特価で端末を購入し、即解約していた場合は社内ブラックになっているかもしれません。
イオンモバイル		IIJmioが提供しているので条件は同じ。携帯ブラックでもクレカさえあれば審査に通る可能性が高いです。
リンクスメイト		銀行振込やコンビニ決済で購入できるLP（リンクスポイント）を月額料金や端末代の支払いに利用可能。しかも不払い者情報管理機関に加盟していないため、金融ブラックかつ携帯ブラックでも断られることはないでしょう。
サンシスコン		審査なしで契約できます。最低6カ月の利用を前提としたレンタルで、期間内に解約すると違約金が発生するのがデメリット。6カ月以上継続利用すればレンタルではなくなり、解約は自由でレンタルしているスマホも自分のものになります。
誰でもスマホ		こちらも審査なしで契約可能。最低利用期間や解約違約金は定められていません。携帯ブラックが解消されれば番号そのままで他社に転出できます。

携帯ブラックでも格安SIMでスマホ代を節約できます！

クレカなしで契約できる格安SIMを探している方は「クレカなしで契約できる格安SIM7選【口座振替・デビットカードOK】」も参考にしてみてください。

以上スバル（@sim_subaru）でした！