3GB-4GBの格安SIMを徹底比較！【最安はおすすめしません】

こんな悩みが解決できます。

格安SIMの3GBプランを調べると無限に情報が見つかるのでうんざりしていませんか？

そこでこの記事では3GBのおすすめ格安SIMを選び方と合わせて紹介します。

格安SIMで無駄なスマホ代を節約したら「お金があればアレをしたいな」を実現してください！

どのくらい使える？容量3GBでできること

そもそも3GBで足りないと最適な格安SIMを選べません。

3GBでできることの目安は以下の通りです。

使用時間の目安	3GB	1日あたり
YouTube 標準画質(360p)	約9時間	約20分
Twitter	約13時間	約25分
Instagram	約7.5時間	約15分
LINE音声通話	約55.5時間	約1時間50分
LINEビデオ通話	約10時間	約18分
Spotify	約30時間	約1時間

自宅にWiFiがある方が外出中に、

• LINEの音声通話をする
• SNSを軽くチェックする
• ググったり地図を見たりする

といったライトな使い方をする主婦やリモートワーカーなら足りるくらいの容量になります。

仕事の休憩中にSNSを見て時間を過ごす方は5GB〜6GBくらいの格安SIMがおすすめです。

3GB-4GB使える格安SIMの選び方

3GBの格安SIMを選ぶときに重視したいポイントは次の5つです。

速度の安定性

価格を比較する「前に」まずは速度の安定性を考えるべきです。

安さだけで適当に選ぶと昼の時間帯や利用者が多い地域でデータ通信が一切使えなくなります。

実は速度が安定している格安SIMは多くありません。

格安SIMの速度比較サイトの結果からわかる通り、速度が安定している格安SIMはたった10社程度です。

OCNモバイルONEは新規申込受付を終了し、irumoが実質的な後継プランになっています。

3GBしか使わないなら「少しくらい速度が遅くてもいいんじゃない？」と思う気持ちもわかります。

20社近く格安SIMを使った経験からすると「どんなに安くても速度が遅いと絶対に後悔しますよ」としか言えません。

月額基本料

速度の安定性で候補が絞れたら月額基本料で比較していきます。

3GB-4GB 料金比較	割引なし	割引あり
LINEMO	990円	ー
povo	990円	ー
irumo	2,167円	880円*
ワイモバイル	2,178円	990円*
UQモバイル	2,365円	1,078円*

割引なしでも安い格安SIMは当然ですが様々な面でコストカットされています。

データくりこし

データくりこし機能は価格差をひっくり返すくらいの影響があります。

あまったデータ容量を繰り越せれば、3GBで足りなくても追加容量を購入する必要がないからです。

3GB-4GBの格安SIM	データくりこし	追加容量
ワイモバイル		550円/0.5GB
UQモバイル		220円/0.1GB 550円/0.5GB
LINEMO		550円/1GB
povo		390円/1GB ※有効期限7日間
irumo		1,100円/1GB

たとえばワイモバイルで1GBくりこすと、1,100円相当節約できることになります。

逆に毎月のデータ使用量が3GB前後の方はくりこし機能があると安心ですよ。

ユーザー特典

ユーザー特典が充実していると満足度がアップします。

一時的なキャンペーンとは違って効果がずっと継続するからです。

3GB-4GBの格安SIM	契約特典
ワイモバイル	Yahoo!プレミアム無料 ※通常 月額508円 留守電無料
LINEMO	LINE通信量ノーカウント ※メッセージ・通話など
povo	#ギガ活 ※買い物でデータ容量GET
UQモバイル	節約モード使い放題 ※最大300Kbps
irumo	特になし

Yahoo!プレミアムは雑誌読み放題だけでもかなりお得感があります。

LINE通話が多い方はLINEMOにするとギガ消費が気になりませんよ！

店舗サポート

店舗サポートはなくてもいい！と簡単に判断しないでください。

スマホの操作や手続きに慣れていない方はオンラインサポートだけだと何もできなくなる危険があります。

3GB-4GBの格安SIM	店舗サポート
ワイモバイル	無料サポートあり ※一部有料
UQモバイル	有料サポート
irumo
LINEMO	オンラインのみ
povo

目安になるのは「機種変更に伴うデータ移行を自分でやれるかどうか」です。

格安SIMの3GB-4GBプラン料金比較【最安はおすすめしません】

格安SIMの3GB-4GBプランを事務手数料やかけ放題込みの料金で比較してみました。

3GB-4GB 料金比較	通常 （割引）	事務手数料	5分 かけ放題込み	10分 かけ放題込み	完全 かけ放題込み
日本通信SIM	730円	3,300円	ー	ー	2,330円
HISモバイル	770円	3,300円	1,270円	ー	2,250円
NUROモバイル	792円	3,300円	1,282円	1,672円	2,222円
リンクスメイト	902円	3,300円	ー	1,837円	ー
LINEMO	990円	無料	1,540円	ー	2,640円
povo	990円	無料	1,540円	ー	2,640円
イオンモバイル	1,078円	3,300円	1,628円	2,013円	2,728円
楽天モバイル	1,078円	無料	ー	ー	1,078円 ※RakutenLink
irumo	2,167円 （880円）	無料 ※オンライン	3,047円 （1,760円）	ー	4,147円 （2,860円）
ワイモバイル	2,178円 （990円）	無料 ※オンライン	ー	2,948円 （1,760円）	4,048円 （2,860円）
UQモバイル	2,365円 （1,078円）	3,850円	ー	3,245円 （1,958円）	4,345円 （3,058円）

選び方でも解説しましたが最安値の格安SIMにするのはおすすめしません。

特に通話料無料の楽天モバイルはエリアによっては電波状況が極端に悪くなるので注意してください。

あえて高いプランを勧めたいわけじゃないんですが、低価格にするには何かが犠牲になっていることだけは覚えておいてください。

3GB-4GBの格安SIMおすすめランキング

3GB-4GB使える格安SIMのおすすめランキングはこちらです。

ワイモバイル

速度の安定性
月額基本料	2,178円 （990円）
データくりこし
ユーザー特典	Yahoo!プレミアム無料 留守電無料
店舗サポート	無料サポートあり ※一部有料

ワイモバイルは初心者を含め、誰が選んでも後悔しない格安SIMです。

このようにワイモバイルは格安SIMとは思えないほどサービスが充実しているので、最安値じゃないとしても納得できます。

しかも次の割引を適用すれば他社が真似できないほどコスパが高くなります。

これで990円になるのでサービス内容を考えると安すぎるくらいです。

割引が適用できなくても大手キャリアの半額以下になるのは確実。格安SIMが初めてならワイモバイルで間違いありません！

UQモバイル

速度の安定性
月額基本料	2,365円 （1,078円）
データくりこし
ユーザー特典	高速/低速の切替機能
店舗サポート	有料サポートあり

UQモバイルはデータ通信容量が無駄にならない格安SIMです。

割引対象ネット回線には光回線だけじゃなくケーブルTVインターネットやWiMAXも含まれています。

オンラインで申し込んでも事務手数料が無料にならないのが唯一の残念ポイントですが、乗り換え時にもらえるau PAY残高で十分カバーできますよ！

LINEMO

速度の安定性
月額基本料	990円
データくりこし
ユーザー特典	LINE通信量ノーカウント
店舗サポート	オンラインのみ

LINEMOは乗り換えるだけで月額が最安級になる格安SIMです。

オンライン専用プランなのでサポートに不安がありますが、公式サイトがシンプルに設計されているので情報に迷うことがありません。

LINEとの連携機能を使えばチャット感覚で料金やデータ残量を手軽にチェックできます。

3GBで十分足りるという方はぜひ詳細をLINEMOの公式サイト（https://www.linemo.jp/）でご確認ください。

povo

速度の安定性
月額基本料	990円
データくりこし
ユーザー特典	#ギガ活
店舗サポート	オンラインのみ

povoは常識にとらわれたくない人におすすめの格安SIMです。

povoは「有効期限があるデータを追加していく」という画期的なシステムです。

たとえば「今月はデータ使いそうだから多めにデータを買っておこう」みたいに柔軟な対応ができます。

システムを理解するのが大変ですが、使いこなせるとギガ不足の悩みから開放されますよ！

irumo

速度の安定性
月額基本料	2,167円 （割引で880円）
データくりこし
ユーザー特典
店舗サポート	有料サポートあり

irumoはドコモ光とセットで安くできる格安SIMです。

home5Gとセットでも割引になるので、光回線を導入できない場所も心配ありません。

機能や特典だけ見ると正直なところirumoにしなきゃいけない理由はありません。

ドコモ光やhome5Gとセットでの導入を検討してみてください。

目的別で選ぶ3GB-4GBのおすすめ格安SIM

どれにすればいいか決められない方のために目的別のおすすめ格安SIMをご紹介します。

失敗したくないならワイモバイル

とにかく失敗したくない方にはワイモバイルをおすすめします。

大手キャリアから乗り換えても変化が少ないからです。

いちばん多くの人に選ばれている格安SIMというだけで安心感がありますね。

ネットとセットで安くするならワイモバイル/irumo

ネット回線とセットで安くしたいならワイモバイルかirumoにしましょう。

SoftBank光やドコモ光といった人気が高い光回線とセットで利用できます。

	ワイモバイル	irumo
通常価格	2,178円	2,167円
割引価格	990円	880円*
光回線	SoftBank光   6,270円   4,730円	ドコモ光   5,720円   4,400円
光電話	込み	550円
キャッシュバック 新規	40,000円 ※N'sカンパニー	30,000円 +2,000ドコモpt
キャッシュバック 事業者変更・転用	25,000円 ※Yahoo!BB	30,000円 +2,000ドコモpt
違約金補助	最大10万円	ー

キャッシュバック額や違約金還元額を考えるとSoftBank光にしてワイモバイルをセット割にするのが王道です。

ネット以外のセット割がいいならUQモバイル

ネットを乗り換えたくない方はUQモバイルがピッタリです。

自宅セット割のでんきコースなら、今のネット環境はそのままで割引を適用できます。

電力会社の乗り換えは工事不要で電気の品質も変わりません。

オトクなキャンペーンで選ぶならLINEMO

キャンペーンでお得に乗り換えたいならLINEMOしか考えられません。

特典合計は最大11,790円です。

サブ回線で維持しておくならpovo

povoはサブ回線で維持しておくのにピッタリです。

月額基本料が無料なので『必要なときだけデータ容量を追加する』という特殊な使い方ができます。

ドコモ回線やソフトバンク回線の格安SIMにau回線のpovoを組み合わせると通信障害が起きても心配ありませんね。

3GB-4GBの格安SIMでよくある質問

かけ放題って必要？

月に20分以上通話するならかけ放題の加入を考えてください。ただし楽天でんわを使うと通話料が半額になるので月間40分までならかけ放題に加入する必要はありません。

格安SIMの通話品質って大丈夫？

通信速度は通話品質に影響しません。ただし先ほど紹介した楽天でんわは中継電話を使用するため固定電話相当の通話品質になります。音質にこだわる方はかけ放題オプションに加入すれば、通話料を気にせずにVoLTEによる高品質な通話を利用できます。

キャリアメールは使える？

これまでdocomo・au・SoftBankでキャリアメールを使っていた方は「キャリアメール持ち運び」を申し込むことで継続利用できます。くわしくは「格安SIMでもキャリアメールを維持！【持ち運びは月額330円】」をご覧ください。

格安SIMでも機種変更ってできるの？

ワイモバイルやUQモバイルはiPhoneを含めて機種変更が可能です。端末販売していない格安SIMでも大手キャリアや家電量販店、ネットショップなどで端末だけ購入することもできるので心配ありません。

3GB-4GBでもやっぱり格安SIMがおすすめ！

この記事は「3GB-4GBの格安SIMを徹底比較！【最安はおすすめしません】」というテーマで書いてきました。

もう一度おすすめランキングをまとめておきます。

この記事の選び方を参考に自分にピッタリの格安SIMを見つけてください！

失敗しない乗り換え方は「保存版！格安SIM乗り換えやることリスト【これで失敗しません】」で解説しています。

以上スバル（@sim_subaru）でした！